・床の色がインテリアに馴染まない。
・インダストリアルインテリアにマッチするラグが分からない。
・もっとおしゃれなインダストリアルインテリアを作りたい。
そう感じている方も多いと思います。
もっとインダストリアル感が溢れる空間を作るにはどうすれば良いのでしょうか。
当記事では、おしゃなインダストリアルインテリアのためにおすすめな床の作り方を解説します。
これを見れば、目指すべき床の姿や買うべきラグが分かります。
インダストリアルテイストの床を作るには
賃貸の床は、薄い黄色みが掛かったフローリングが一般的です。
しかし、インダストリアルインテリアには一般的なフローリングのカラーは馴染みません。
インダストリアルインテリアに馴染む床のカラーは以下の通りです。
「ダークブラウン」「グレー」「ブラウン」
部屋における床の面積は広く、必然と占める色の割合が大きくなります。
そのため床の色を変えてしまえば、部屋の雰囲気にインダストリアル感が一気に広がるのです。
しかし、床の色を変えると言っても賃貸の部屋でそんなことは可能なのでしょうか。疑問に思う方もいらっしゃると思うので、解決法をお伝えします。
賃貸でも床は変えられる
結論、賃貸の部屋であっても床を好みの色に変えることが可能です。
これを可能にしてくれるのが、「クッションフロア」や「フロアタイル」と呼ばれるものになります。
クッションフロアは薄いシート状をしているので、カッターやハサミで切ることができ、両面テープを使って簡単に設置できます。
カラーやデザインもかなりの数があり、インダストリアルインテリアにピッタリのカラーも揃っています。
ラグを活用する
ラグ自体が部屋の床に占める面積が大きいので、部屋の雰囲気をガラリと変え、インダストリアル感を簡単に演出してくれます。
インダストリアルインテリアにぴったりなラグの特徴は以下の通り。
・「グレー」「ブラック」「ブルー」など暗めや寒色のラグ。
・ビンテージテイストなラグ。
・ペラペラではない厚めの生地のラグ。
・レザーが使われたラグ。
ラグを活用するメリットとしては【インダストリアル感の演出】の他にも、床を傷から守ったり、足元の冷えを防いだりといった機能的なものもあります。
床一面にクッションフロアを敷くよりお手軽なところも重要なポイントです。
おすすめラグ3選
インダストリアルインテリアにピッタリなラグを3つおすすめします。
メダリオン柄のラグ
ペルシャ絨毯に使われている伝統的な模様がメダリオンと呼ばれます。
メダリオン柄が入っているだけで、手軽にアンティーク感が演出できるのでとてもおすすめ。
カラーはグレーのような無彩色でインテリアの統一感を図ってもよし、レッドのような目立つ色でアクセントに使ってもよし。幅が広いです。
シャギーラグ
シャギーラグとは、毛足が長い「カットパイル」のラグです。
毛足が長いので、ふわふわ・もこもことした質感で肌触りが良いのが特徴。
厚みがあるラグで存在感があるため、有彩色よりもグレーのような無彩色のラグを選んだほうがインダストリアルインテリアに馴染んでくれます。
毛足が長いゆえに、掃除がしにくいところが欠点でしょうか。
レザーが使われたラグ
レザーはインダストリアルインテリアを構成する素材の一つなので、とても相性が良いです。
無骨さと高級感がかっこよさを演出してくれます。
レザーのラグ一つでかなりの存在感があるアイテムなので、インテリアの中でも目立ちます。アクセントを付ける感覚で使うことがおすすめです。
インダストリアルテイストの床【実例5選】
ダークブラウン✕木材
ダークブラウンの木材が使われている床。
テーブルの天板と同じ色味、質感で馴染んでいます。またブラックのレザーソファとの相性もぴったりです。
渋さとかっこよさが両立したインテリアになっています。
グレー✕コンクリート
床がコンクリートのようなグレータイルのインテリア。
The工場の色味のため、インダストリアル感がぐっと増します。
写真のように家具をブラックで揃えても、ブラウンにしても、様々なカラーとの相性がよくおしゃれな雰囲気を作ってくれるカラーがグレーです。
無垢材✕グレーのラグ
薄いブラウンの床に、グレーのラグを敷いたインテリア。
ラグがあることで、ソファ周りの空間をリビングとして確立してくれます。
グレーは薄いブラウンにもマッチし、部屋全体が暗くなりすぎないのでおすすめのカラーです。
アンティーク調のラグ
赤色のアンティーク調のラグもインダストリアルインテリアに馴染んでいますね。
基本的に無彩色が多いインダストリアルインテリアですが、ラグを使って差し色を加えるとおしゃれな雰囲気が高まります。
ラグを活用すれば簡単にアクセントを加えることが可能です。
ヘリンボーン柄✕ラグ
ヘリンボーン柄の床もインダストリアルインテリアにマッチします。
工場的な印象というよりも、異国な雰囲気のインダストリアルテイストが出来上がります。
ウォルナットのように深めの色だと、ビンテージ感や高級感を演出してくれるのでお手軽ですね。
【まとめ】床のカラーを変えるとインテリアの印象が変わる
インダストリアルインテリアをおしゃれにするための床の作り方を徹底解説しました。
ポイントは以下のとおりです。
カラー:「ダークブラウン」「グレー」「ブラウン」
コツ :「クッションフロア」「ラグ」を活用する
面積の広い床のカラーを変えてしまえば、一気にインテリアの印象が変わります。
クッションフロアを使えば賃貸でも問題なく施工できるので、どんな部屋でもおしゃれにすることが可能です。
床を制するものがインテリアを制する。
と言っても過言では無いでしょう。
おすすめのラグも参考にしていただいて、おしゃれなインダストリアルインテリアを作り上げて下さい。
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