【THE UMBRELLA レビュー】生地の交換可能!使い捨てないビニール傘

・雨傘は錆びたり破れたり、すぐに壊れてしまう。
・傘を捨てるときに分別が手間。

そう感じている方もいると思います。

風などですぐに壊れてしまうのに、捨てる手間が大きい。そんな宿命を解決してくれる傘はあるのでしょうか?

当記事では、ぼくが最近購入した傘「THE UMBRELLA」をご紹介。徹底的にレビューします。

アイテムのデザインや特徴。メリット・デメリットも合わせて解説しますので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

目次

THE UMBRELLAの基本情報・概要

スペック・仕様

サイズ:直径/φ110 親骨の長さ/65 全長/約84(cm)
重量 :約360g
素材 :親骨 / FRP(繊維強化プラスチック)
    パーツ / PP(ポリプロピレン)・PC(ポリカーボネート)・ABS(ABS樹脂)
    チップ キャップ / ABS(ABS樹脂)
    フレーム / FRP(繊維強化プラスチック)フレーム 
    キャップ / EVA(EVA樹脂)
    持ち手 / PP(ポリプロピレン)
    生地 / PE(ポリエチレン)
カラー:クリア
仕様 :8本骨 / 手開きタイプ(ハジキを使用していない生地の張りで開く)

THE とは?

THE株式会社は2012年設立。世の中の定番を新たに生み出し、これからの「THE」をつくっていくこと。

世の中の定番と呼ばれるモノの基準値を引き上げていくこと。本当に「THE」と呼べるモノを、生み出していくこと。これが、「THE」のブランドコンセプトです。

アクセサリーからバス・ランドリー用品、キッチンアイテムやインテリアなど幅広い商品ラインナップで、それぞれが「最適」なアイテムばかりです。

外観 / デザイン

生地はクリアなビニール素材。その他パーツは、オールプラスチック素材でオールホワイトです。

持ち手部もプラスチック素材ですが、ツルツルしておらず滑りづらくなっています。

また、一般的な傘に付いている留め金もないため、スッキリとしたシンプルなデザインです。

傘を開いたときのサイズは110cm。成人男性でも問題ない大きさで、雨に濡れないようにスッポリと覆ってくれます。

まとめるベルトには「THE UMBRELLA ENGINEERED BASICS」のロゴが。さり気なく入っている小さなロゴにおしゃれさを感じます。

特徴①:長持ちする傘

傘の生地を支える骨は繊維強化プラスチックが使われており、ある程度曲がっても折れずにもとに戻ります。

繊維強化プラスチック(FRP)とは

エポキシ樹脂やフェノール樹脂に、ガラス繊維や炭素繊維などの繊維を複合して強度を向上させたもの。

プラスチックは軽量で加工が容易だが、弾性率が低く壊れやすい。ガラス繊維などを複合させることで、弾性率を高まり強度の高いプラスチックとなる。

一般に傘が差せない風の強さと言われる風速15m/sでの耐久性試験をクリアしています。

オールプラスチックのため重量は軽いですが、それでいて強度があり、長く使える傘です。

特徴②:生地の交換ができる

THE UMBRELLAの先端にある石突を手で回すと取り外すことができ、そこから誰でも生地を交換することができます。

使い続けていると、生地の汚れや破れなど劣化は避けられません。一般的な傘であれば、傘まるまる捨てるしかありません。

しかし、生地だけ交換可能なことで、骨組みが壊れていない限り長く使うことができます。廃棄の手間・量が減り、環境にも優しいです。

実際に使った感想【良かった点】

はじめに、実際に使って良かった点をまとめます。

良かった点

・ビニール傘なので、視認性が良い。
・長く使える、しっかりとした作り。
・金属不使用で捨てやすい。

ビニール傘なので、視認性が良い

おしゃれな傘はカラフルなものが多い印象ですが、「THE UMBRELLA」はクリアなビニール傘です。

クリアなため、傘を差した状態でも視界は良好。前方から来る歩行者や自転車、車の動きなど色がついた傘よりも把握でき、歩きやすいです。

傘を差していると、車のドライバーからしても歩行者の動きや視線が分かりづらく、危険が多くなります。

雨の日でも、安全に歩行できるメリットがビニール傘にはあります。

長く使えるしっかりとした作り

傘全てのパーツがプラスチックで作られています。金属が使われていないため、長く使ってもサビなどの劣化を感じにくいです。

生地が交換できるとは言っても、骨や持ち手の部分が折れるなどボロボロになってしまっては、全体的に汚い傘になってしまいます。

壊れにくく、見た目もキレイな状態で長く使うことが可能です。

金属不使用で捨てやすい

一般的に、骨組みには金属が使われた傘が多いです。そのため、傘を捨てるときには骨組みと生地を分別する必要があり、非常に手間になります。

しかし、「THE UMBRELLA」の骨組みは主に強化プラスチックが使われており、捨てる際に分別が必要ありません。

長さがあるものなので、ごみ袋にポイッと捨てることはできないかもしれませんが、一般的な傘と比べて捨てる手間が少ないことはあきらかです。

実際に使った感想【気になった点】

次に、実際に使って気になった点になります。

気になった点

・傘を閉じるときに手を挟む
・盗まれやすいかも

傘を閉じるときに手を挟む

傘を開くと、骨組みの弾性を利用して固定される仕組みとなっています。

傘を閉じるときには「ろくろ」と呼ばれるパーツを手で引っ張ります。その際、勢いよく「ろくろ」が動き、手が挟まれることが何度かありました。

慎重にゆっくりと傘を閉じようとしても、勝手にろくろは動くため、手を挟まないように注意が必要です。

盗まれやすいかも

壊れにくい、生地を交換できるなど、さまざまな特徴やメリットがある傘ですが、見た目はよくあるビニール傘。

一般的な傘と比べて、ビニール傘の方がお店やコンビニの傘立てに置いたときに、盗まれる確率が高いように思います。

コンビニなどで売られているビニール傘よりも高価な傘なこともあり、簡単に盗まれないような対策が必要になりそうです。

他社の長傘との比較

「長傘」を他社の類似アイテムと比較しました。

商品名称商品画像サイズ重量カラー特徴参考価格
THE UMBRELLA直径/φ110 親骨の長さ/65 全長/約84(cm)約360gクリア生地の交換可能で、長持ちする傘1,980円
Wpc.
耐風ジャンプ傘 65cm
[親骨の長さ]約65cm/[直径]約115cm/[全長]約92cm約513gウィンドペン/ピンクラインボーダー/ストライプ/ボーダー/ブランチェック/ブラック/ネイビー/グレー耐風性に優れた特殊な骨の構造3,226円
小川
innovator(イノベーター)
[全長]:約87.5cm、[直径]約113cm[持ち手の長さ]:約17.5cm、[持ち手の太さ]:1.5cm、[石突きの長さ]:5.5cm約440gイエロー/オレンジ/ライトブルー/ネイビー/グレー/ブラック/ベージュ/グリーン晴雨兼用傘
日本の老舗メーカー「小川」
4,950円
Rain Smile U2直径:101cm、長さ:38cm(収納したとき)67cm(広げたとき)391gブラック/グレー/オリーブグリーン/ブルー逆さ傘なので、傘を閉じたときに濡れない7,980円
他社の長傘との比較

【まとめ】THE UMBRELLAはこんな方におすすめ

今回は、ぼくが最近購入した長傘「THE UMBRELLA」について解説しました。

THE UMBRELLAはこんな方におすすめです。

・ビニール傘、シンプルなデザインの傘が好きな方。
・長く使えることが魅力だと感じる方。

今まで、コンビニなどで売られているビニール傘をよく使っていましたが、骨組みの金属が錆びたり、骨と生地が外れたりと劣化するのが当たり前。捨てるにも手間が多く、億劫でした。

THE UMBRELLAは、壊れにくい素材、オールプラスチック、生地の張替えが可能で、捨てる頻度・手間が少なく、億劫さを解消してくれる傘です。

見た目は普通のビニール傘ですが、自分だけが知っている傘の特別さが愛着となり、お気に入りとなっています。

気になった方は是非。

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